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​盲導犬歩行学の教育

街で白杖をもつ視覚障害者や盲導犬と歩いている盲導犬ユーザーをみかけることがあると思いますが、みなさんは盲導犬や視覚障害についてどれくらいご存知でしょうか? きっと、どんな生活をし、どのように暮らしていて、そしてどんなご苦労があるかをご存知の方はまだまだ少ないと思います。

盲導犬歩行学研究室では、ひとりでも多くのみなさんに盲導犬のこと、視覚障害者の方々のことをよりよく知っていただくことで、多様性を認め合いよりそっていただけるように精力的に教育活動を進めています。

・授業・講義
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盲導犬や視覚障害者に関するさまざまなことを知っていただくために授業・講義を行います。視覚障害者の方々のくらし、盲導犬の育成、盲導犬事業の活動、盲導犬・視覚障害者に携わる方々のお仕事などみなさんの知らないいろいろなことを教えることでより知っていただき、深く御理解いただくことを目指します。

 また、盲導犬・視覚障害者にまつわる現状の困り事や課題をお伝えし、それらの克服・解決のために私たちが進めている研究教育活動を御紹介することで情報を共有し、解決のための方法や活動にについての議論の場になればと思います。多様性を認め合うインクルーシブ教育を実践し、障害をもつ方々をよりよく理解し、よりそえる社会になるための教育を目標としています。

 東京大学内にかぎらず小学校から大学、官公庁・企業・各種団体のみなさまにも授業・講義を行います。御興味がありましたら御連絡いただければと思います。

・学生の受入れ・指導
チームミーティング

盲導犬歩行学研究室では、盲導犬や視覚障害に関することに興味のある次世代をになう人たちとともに研究教育活動を行いたいと考えています。一緒に研究を行い、盲導犬や視覚障害を持つ方々と直に接することで、現状の課題を感じていただき、その課題の解決のために学生のみなさんが自ら活動できる研究室になっています。さらに日本盲導犬協会をはじめとした盲導犬や福祉事業に携わるスタッフとふれあうことで、視覚障害者のためにどのような支援が行われているかを実感していただき、自身の研究活動が社会実装のためにどうような役立つのかを感じられる指導を行いたいと思います。

 ​まずは、なんとなく興味があるというだけでも大丈夫ですので御連絡いただければと思います。

・学会発表・イベント
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盲導犬歩行学研究室や御支援御協力いただいた共同研究者の方々の研究成果を国内外の学会などにて発表することで、盲導犬・視覚障害者に関する研究の最前線の教育を行うとともに、必要な研究技術や手法にふれることにより研究をさらに進める可能性を見出します。

 また、大学をはじめとするさまざまなイベントに積極的に参加・出展することで、盲導犬・視覚障害者の現状の課題の共有を行い、研究による解決法の呈示することで盲導犬歩行学という学問の意義を教育していきます。

 これらの活動を通して新たな出逢いを創出し、教育の輪を広げることで視覚障害者をはじめ多様性をもつ人々をより深く理解できることを目指します。

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