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​盲導犬歩行学の啓発・発信

盲導犬・視覚障害者の課題をはじめ、研究成果や教育活動を世の中のみなさんに知っていただくことも盲導犬歩行学に課せられた重要なミッションのひとつです。国内外の第一線の研究者が盲導犬や視覚障害者の課題解決のために活動されたことは貴重な情報です。また、これまで知らなかった視覚障害者の実態を講義やセミナー、イベントに参加することで知ることができたということは、とても大切な出来事です。さらに、研究成果や教育体験を共有するために人的・施設間・コミュニティー間での交流は、よりよく社会に浸透させるために有効な手段となっています。

 あまり知られていないけれども知ってほしい大切なことを啓発・発信するためのハブ研究室として活動しています。

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・シンポジウム・セミナー

 盲導犬歩行学研究室や共同研究者との研究成果の公開発表としてシンポジウム・セミナーの開催します。研究の進捗の確認やみなさんからの意見収集を行うことで研究が盲導犬や視覚障害者の方々の課題を解決克服できているかを議論します。

 また、大学研究機関・官公庁・企業・団体より多種多様なバックグランドをもつ方々を講師として招聘することで、盲導犬・視覚障害者研究教育に関するあたらな発想やアイデアなどの意見交換の場を作ります。

・イベント・交流・ツワー
ハウスツアー

盲導犬や視覚障害のことを知るためには交流することが大切になっています。日本盲導犬協会をはじめとした盲導犬事業や障害者事業施設への訪問は、視覚障害者、協会スタッフ、関連者、支援者のみなさんとじかに知り合うことができ、それぞれの課題を話し合うことで自然に理解がすすむとともに、社会における視覚障害者の方々が感じている課題を感じることができ、困難を身近なものと感じることができます。盲導犬歩行学研究室では交流ツワーや障害者との音楽・スポーツ活動などのさまざまなイベントを企画することで、より深い人的交流、人材との出逢いを取り持ちます。また、さまざまなイベントに出展することで、まじかに盲導犬や視覚障害者と出逢える交流活動を行います。

・SNS・広報活動
ビジネスミーティング

 盲導犬歩行学研究室は、盲導犬・視覚障害者のことをひとりでも多くの方々により善く知っていただくためにSNSを用いた広報活動を行います。盲導犬・視覚障害者の情報のハブ拠点となることで情報を発信するとともに、新たな視覚障害者の課題(ニーズ)や新しい研究技術・手法の応用による解決(シーズ)との出逢いを期待しています。また、SNSによる啓発・発信により多くのみなさんに​「知ること、学ぶこと、理解すること」を感じていただけるように活動していきます。

 これらの活動は 国連大学の Sustainable Development Explorer Goals: SDGs17の提言へ準拠しており、私たちの活動を日本国内そして世界に向けて発信していきたいと思います。

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